お洒落な人の美味しいお取り寄せ #1 -サマーギフト-

いつも好奇心旺盛で、流行に敏感。でも、まわりには流されない自分だけのお気に入りやとっておきが、ちゃんとある。そんな“あのひと”の選ぶ「美味しいお取り寄せ」を、思い出やこだわりとともにご紹介。今回のテーマは「サマーギフト」。暑さをめいっぱい満喫できるようなお取り寄せのアイデアを、この夏の個人的トピックと併せて教えてもらいました。

わたしとサマーギフト。

毎年同じ時期に同じことをする、特別感。

毎年、夏になると夫のお母さんと長野に住む友人から桃をいただきます。届くと「夏が来たな」と感じて、毎晩の楽しみになったり、友達にお裾分けしたり、年々皮を剥くのが上達したり（包丁で剥くと身が削れてもったいないと思っていましたが、昨年、お湯に浸けてつるりと剥く方法を発見）。毎年、同じ時期に同じなにかをする、という当たり前が、むしろ特別で楽しいんですよね。

わたし自身も、普段からちょっとした贈り物をするタイプ。仕事でいいことがあった友達にお花を1本あげる、とか。なんでもないときにあげるのも好きです。「いいな」と思うものが世の中にはたくさんあるので、そういうものを見つけると、「あのひと、好きそうだな」って、顔が浮かぶんですよね。

猫好きの友人の顔が浮かぶ。

「瀬戸内レモンクリームケーキとあまおう苺ケーキのBOXセット」は、まず、パッケージがとてもいいですよね。猫のイラストが可愛くて、真っ先に、「猫好きの友達にあげたい」って思いました。飼っている猫に会いに友達のおうちへお邪魔することがよくあるので、そういうときに持って行くのもいいな、とか。

あと、撮影のケータリングなんかにもよさそう。一見なにが入っているかわからないお洒落な箱だけに、そこからケーキが出てくるなんて、気分が上がりますよね。

「瀬戸内レモンクリームケーキ」は、チョコレートコーティングが甘すぎないのもいいし、スポンジにクリームが入ってしっとりしているのもいいですね。「福岡あまおう苺ケーキ」は、フリーズドライが練り込まれたコーティングのざくざく食感が楽しいです！　冷やして食べても美味しいので、夏の贈り物にぴったりですね。

この夏の個人的トピック。

日常の解像度を上げる、俳句や季語に触れたい。

この夏は、俳句を勉強してみたいと思っています。4月からはじまったわたしのPodcast番組で、ゲストの犬山紙子さんから俳句の素晴らしさを聞いて、興味を持ちました。短歌は好きで、これまでも穂村弘さんの本などを読むことは多かったのですが、季語の存在する俳句にはまた違った魅力がありそう。

たぶん日常の解像度をより繊細にしないとできないものだし、でもわたしは考えることが日頃から好きなので、楽しめそうな気がしています。夏だってあっという間だし、「あ〜、今日も暑かった……」で終わっちゃうのはもったいない。一瞬一瞬を、季語や俳句を通して言葉にできるって、きっととても素敵なことでしょうね。

Text：Masahiro Kosaka（CORNELL）

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